リアルな買い物の場である店頭では、デジタルでは置き換えられない買い物プロセスが多い。人間の五感を使いながら商品選びを行える場所として今後も重宝されていくだろう。そんなリアル店舗ならではの「触感」をアピールする店頭ツールに着目。

グラフィックの表現性が高く、加工も容易で生産コストも低い『紙』は、SDGｓ・環境への配慮という点でも、今後も店頭販促において使用されるシーンは広がっていくだろう。『紙』を使った販促ツールの中でも特に「ギミック」「造形」に着目してみた。

店頭ツールを紙やリサイクル素材で製造する比率を増やすことは、循環型社会の中でメーカーにとっても課題といえる。確かに、様々な什器や構造物が紙製へと切り替わってきている。今回は、紙を使用した大型の構造物たちを例としてご紹介したい。

面白い企画が多く展開されている文具売り場。競争が厳しい売り場だからこそ、各メーカーや商品が切磋琢磨して企画をしている。今後、特にエシカル消費を意識した企画などは、どの売り場でもテーマとなる課題であろう。

昨今、店舗の様々な場所で、ギミックや大がかりな演出によって魅力的な売り場づくりが行われている。「買い物客に楽しい購買体験を提供する施策」は、メーカーにとっても小売業にとっても今後のリアル店舗を活用した販売促進の大きなポイントにもなりそうだ。

セルフレジや無人店舗など新たな店舗運営形態に加え、店頭販促においてはデジタル・アナログ両方向で「販売員の手を煩わせることなく商品提供を行うアイデア」を多く目にするようになった。

ビックダミーは商品のアテンション効果を高めるだけでなく、買い物の楽しさも醸し出してくれる存在だ。

店頭販促において、POP広告とともに商品訴求や店舗を華やかに演出する重要な要素であり購買行動の最終接点となるパッケージ。その新しい可能性とは。

進化し続ける、コンビニのレジ前に置かれる什器。限られたスペースの中で繰り広げられる表現力の高さについて着目する。

店頭ツールからみる、プロモーション業界からの循環型社会への提案　～今後ますます盛んになる「売場」でのSDGs及び循環型社会への取り組みとは